コロン田口健一のブログ

薄毛に効くマッサージシャンプーという習慣

ヘアケア

こんにちは。お風呂に入って最初に洗うのは左手のスパニスト田口です。

みなさんは「マッサージシャンプー」って聞いたことありますか?薄毛の原因の大半はご自身の頭皮の叫びを無視した「洗い方」によるものだと考えております。今回は本気で頭皮ケアに取り組む美容師があたまの洗い方についてお伝えしていきます。

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そもそも正しいシャンプーって何?

みなさんシャンプーの方法ってどうされてますか?シャンプーという汚れを落とす作業を美容習慣に変えていただく時代がやってきております。
最近のシャンプー剤はほとんどのものが優秀で(市販、サロン専売品に限らず)「汚れを落とす」という部分ではクリアしています。ですのでゴシゴシやシャカシャカといった頭皮を摩擦することをしなくても界面活性剤が汚れを吸着して取り去ってくれます。
ここで問題なのが頭皮を摩擦するという行為。ご存知のとおり人それぞれ髪質、肌質が違うので誰しもが頭皮を摩擦するという行為が正しいわけではありません。場合によっては頭皮トラブルを引き起こしたり、抜け毛の助長になりかねません。
思い当たる方は今日からゴシゴシやシャカシャカをやめて、「頭皮を動かし血流を良くする」マッサージシャンプーに切り替えましょう。

マッサージシャンプーの方法のコツ3つ

マッサージシャンプーの方法には3つのコツがありますのでお伝えしていきます。

シャンプー剤の使い方

今までゴシゴシ、シャカシャカとシャンプーしていた方には違和感があると思いますが、マッサージシャンプーは摩擦はNG。頭皮を動かし、血流をよくすることが目的です。
ですのでシャンプー剤の使用方法も少し変わってきます。
シャンプー剤は泡立てず原液のまま頭皮に塗布します。これは毛穴にシャンプー剤を入れてマッサージによる毛穴の収縮で泡立て&毛穴のクレンジングを行うからです。泡立ててしまうと毛穴より泡の方が大きくなり、毛穴のクレンジングができません。

指ではなく手のひらでグルングルン

指の腹で洗うということが常識とされていますが、田口式マッサージシャンプーは主に手のひら(母指球)を使います。耳の上の側頭筋を両側から両手のひらではさみこみ、逆時計まわりでグルングルンと頭皮を頭頂部もしくは首筋に動かしていきます。この側頭筋が一番コリやすく血流が滞るところでもありますのでしっかりマッサージします。全体で約3分以上はしていただくのがベターです。洗うという意識ではなく「頭皮を動かす」という考え方です。逆時計まわりにすることで上部に頭皮をリフトアップします。

すすぎはこすっても良し

前述のとおり、頭皮をこするということは厳禁としておりますがすすぎはまた別のおはなし。マッサージによる毛穴収縮で浮かし出した汚れをしっかり落としましょう。
ただし、こすってもいいのはお湯が通っているところだけにしてください。シャワーを使用されるのがベストです。お湯が流れているところは水によるバリアが頭皮に展開されている状態ですので摩擦に強くなります。
くれぐれもすすぎ残しがないようにしてください。匂いやかゆみの原因になります。

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マッサージシャンプーまとめ

いかがでしたでしょうか?正直、文章だと伝わりにくかったかな?と思いながら述べさせていただきましたが、colon:で頭皮ケアにお悩みのお客様にお伝えしている内容をそのままにまとめさせていただきました。顔を洗顔するときはゴシゴシしないのに頭皮を洗うときはなぜ?髪の毛があるから?それは逆です。過度な摩擦は頭皮だけではなく、毛髪にもダメージを引き起こします。いままでのシャンプーの概念を覆すマッサージシャンプー。是非日常に取り組んでみて下さい。
次回はメソセラピーについてお話しします。