サロンにご来店になる日=お客様にとって特別な日
こんにちは。
マンツーマンヘッドスパサロンcolon:の田口です。
今日は独り言コラムになります。
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サロンにお客様がご来店くださる=当たり前と思ってないだろうか?
僕は美容師という仕事に就いて今年で14年目になります。
最近切実に痛感するのが自分の甘さです。
怠慢とでもいうのでしょうか?
ちょっと前まで、お客様=自分のことを信頼してくれているのでご来店されるのが当たり前とどこかで思っていた部分がありました。
今年の3月にお仕事の関係で転勤、結婚のためにお引越しされたりで長年させていただいていたお客様を失いました。
そこで
「理由が理由なので失客するのはしょうがない」
と思うのか
「その最後の日までそのお客様に精一杯喜んでもらえるよう努力したか?」
と思うのか
は違うと思ったんですよね。
で、今現在来てくださっているお客様に対して自分の対応はどうなのかと。
「次回予約を頂いたから次回も絶対きてくれる」
ではもちろんないんですよね。
次にご来店くださる保証は実はどこにもないし、今日来て下さった日がそのお客様との最後の日になるかもしれない。
だから毎回どこかこころの片隅で「今日が最後になるかも」と思ってやらないといけないな。というのを最近特に考えるようになりました。
お客様がサロンに来られる日は特別な日
ほぼ現在のヘアサロンは予約制、もしくは予約優先制だと思います。
その中でお客様が貴重なお時間を使って自分のサロンにきてくださるわけです。
うちの場合マンツーマンなのでお取りいただける時間にも制限があって。
しかもそこに価値を感じていただいてお金を払っていただく。
美容師側は技術をさせていただくのはあたりまえの話で、それが1日10名オーバーともなるともしかしたら流れ作業になる部分もあるかと思います。
しかし、お客様にとっては特別な日なんですよね。
日々の忙しい毎日に追われて休まる時間もない中、サロンタイムで癒されるというお客様は少なくないはずです。
「自分のいるサロンでくつろいでいただいている」
そんな風に思えるようになると「自分のいるサロンをもっとキレイにしておきたい」「喜んでいただけるサービスを考えよう」と思ってきます。
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もう一度初心に返って見直してみた
「カットやカラー、パーマ、ヘッドスパなどの技術だけを受ける場所=サロン」とではなくそれ以上の感動をプレゼントしたいというのは美容師の皆さんの共通の想いだと思います。
「でも想いだけでは伝わらない」
僕は惰性で進んでいたサービスに対しての意識を初心に返って見直すことにしました。
お客様が喜んでくださるならそれはコストではないと思うのでとりあえずやってみる
大きなサロンの経営者の方には怒られそうな書き方ですが。。
「とりあえずやってみる」ということで最近colon:は新しいサービスをはじめてみました。
男性のお客様にはお顔をホットタオルで拭いていただいた後の化粧水、乳液サービスと眉カット(整える程度)のサービスをスタート。
女性のお客様には「食べてみたいけど自分で買うのはちょっと」というワンランク上のスイーツサービス。
YUMEに今治タオルのブランケットを敷いて肌触りを良くしてみたり。
割引というものを減らし、その分colon:にきていただいている「時間と体験」を大切にしようと思いはじめました。
実はこのサービスがまだいいのか悪いのかはわかっていません。
しかし不完全だからこそいろんなことが考えれるし、お一人お一人のことを思ってできることもあるはずかなと思います。
マンツーマンだからこそできることもあると思って日々お迎えしています。
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情報化され便利になったからこそリアルな対面を大事にしていきたい
今の時代ググれば情報はなんでも出てきます。
ですがお客様お一人お一人の心の中は当たり前ですが出てくることはありません。
でも美容師ってそこを満たすのがやりがいな気もします。
こんなに長時間一緒の空間にいて、尚且つ大切な髪の毛を任せていただくのですから他の仕事では味わえない喜びもあります。
お客様にとって美容師がオンリーワンであるのと同じく、自分のサロンに来ていただくお客様もオンリーワンです。
そりゃあ大事にしないとダメですよね。。
すべてのサロンが「ただそこに在る」だけではなく「お客様にとってなくてはならない場所」になればいいなと思います。
美容師っていい仕事です。
see you