失客は悪いことばかりではない。と思う。
今回は美容師としての話。
お客様にご来店いただく上で、新規の方のご来店ばかりではなく必ずあるのが失客というもの。
いつも来ていただいていたお客様がなんらかの理由で来られなくなる。
それは引越しであったり、病気になってしまったり、はたまた何かの理由であったり。
あってはならないことだけれど、技術的なことやサービスに不満があったり、マイナス要素も強いイメージの失客。
でもマイナスばかりなのでしょうか。
確かに売上は下がるのでマイナスはマイナスですし、単純に凹みますが、それ以上に考えれるものがあると思います。
それは
「お客様に対する自分のスタンスの見直し」
です。
失客してしまったお客様がなぜ来なくなってしまったのかはわからないことが多いけれど、今来ていただいているお客様に対してもう一度考えるチャンスをもらえます。
・「今日で最後かも」と思って技術、サービスを提供しているか
・「いつもと同じ」という惰性だけで動いていないか
・「自分という価値に対して対価をいただいていること」を忘れていないか
失客は誰かが自分に対して警鐘を鳴らしてくれたんだなと僕はいつも思います。
自分がお客様にまた来ていただけるように今の自分を見直してみるのも、今来ていただいているお客様にずっと来ていただけるように考えるのもやっぱり美容が好きだから。
接客に答えなんてないけど、自分の気持ちが伝わるように動くべき。
僕はカウンセリングシートから見直してみたいと思います。
see you