コロン田口健一のブログ

私が「トリートメント」を作らない理由をちょっと書いてみる

ヘアケア 頭皮ケア

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私が「洗い流すトリートメント」を作らない理由をちょっと書いてみる

今回、開発している新製品は「頭皮トラブルケアに特化したシャンプー」「ヘッドスパ施術専用クリーム2種」なのですが、その中に「トリートメント」はありません。

なぜ私が「洗い流すトリートメントを作らないのか」をお伝えします。

頭皮に残ってしまうとトラブルの原因になる

洗い流すトリートメントは内容成分によって頭皮につけることを推奨しているものもありますが、ほとんどの場合「髪の毛」につけるものです。

これが「すすぎ残し」などによって頭皮に付着したまま長時間過ぎると炎症を起こしたり、湿疹ができたりします。

特にロングの方や子供さんに多く見られる症状です。

ヘッドスパニストとしては髪の毛が一時的に滑らかになるより、頭皮トラブルが発生する方が危険と判断してます。

頭皮以外にも影響がある

前述した頭皮への影響の他にもお顔や背中に影響が出たりすることもあります。

もちろん全員ではありませんが、洗い流すトリートメントが原因で肌荒れを起こすことも珍しくありません。

背中の湿疹は毛先についた洗い流すトリートメントが付着するのが原因でもあります。

香りをつけるのを目的としてあまりすすがないような使い方をされてる方もいらっしゃいますが、すすぎ残しはご法度です。

シャンプーと抱き合わせのイメージが強い(必ずしも使わなくてもいい)

シャンプー&トリートメントというペアで購買するというイメージが強く、シャンプーのあとはトリートメントを必ず「つけなければいけない」という「決まり」のようなものがありますよね。

実際にシャンプーで汚れを洗浄し、トリートメントで滑らかにするというルーティンはあるのですが、必ずしも「トリートメントをしなければいけない」ということではありません。

シャンプーで頭皮を洗浄した後はコーティングをせずに仕上げることが合う方もいらっしゃいます。

そしてシャンプーの内容成分の配合バランスをうまくすれば「リンスインシャンプー」のようなアベコベの性質のものではない、洗い流すトリートメントがいらないシャンプーも作れます。

うちで言えば「colon: SPA SHAMPOO」がその例です。

田口が推奨するのはシャンプー→タオルドライ→ヘアオイル

と、ここまで「洗い流す」トリートメント」の悪口(笑)を言ってまいりましたがプロの手で行い、すすぎなどの管理が行き届いている「サロンでのトリートメントシステム」、そして「洗い流さない」トリートメント(アウトバス)に関しては大賛成です。

私はお客様に「シャンプーで優しく頭皮と毛髪を洗浄し、ドライヤーで乾かす前にアウトバストリートメント(ヘアオイル)で毛髪を保護する」というヘアケア方法を推奨しています。

そして特に頭皮に関しては「トリートメントをつけずに育毛剤またはトニック仕上げ」をオススメしております。

ここまで言っておきながら今回の新製品ラインナップにもまだ「ないもの」があるんですよね。。。

そうです。

実はオリジナルのヘアオイルも開発中です。

これに関しては実は2年ほど前から開発しておりまして、リリースするなら使いやすくコスパが良いものをと考えております。

リリース時期については未定ですがこちらも今回の「頭皮トラブルケアに特化したシャンプー」と「ヘッドスパ施術専用クリーム2種」に続けて製品化できればと思っております。

頑張ります。