コロン田口健一のブログ

お客様のために休憩をとらないのは全然お客様のためにならない

コラム

おはようございます。

マンツーマンヘッドスパサロンcolon:の田口です。

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お客様のために休憩をとらないのは全然お客様のためにならない

私は今年35歳になるのですが、20歳から美容師として社会に出始めた時と変わったことがあります。

1番変わったことは朝ごはんを食べるようになりました。

昼もちゃんと食べますし、夜は少しだけ(ダイエット中)

20代の頃を振り返ってみると夜19時まで1日何も食べないなんてのはしょっちゅうでしたし、なんなら「ソンナオレカッコイイ(ドヤァ)」なんて思っちゃってました。

特にお昼

一般の方から見ると「えっ?まじで?」って思われるかもしれませんが美容師って営業中はぶっ通しなんです。

飲食店のように「準備中」っていう休憩もないし、予約が入ればごはん抜きでも接客する。

当然予約は全開放。

まぁこれが20代だったらさきほどの「ソンナオレカッコイイ(ドヤァ)」でやり過ごせるんですけどね。

30代になった時にふと「オレ早死にしそうだなー」って思ったんです。

ある日突然体調が悪くなって朝起きれなくなったんです。

もちろん仕事で頑張らないとあかん時期ってあるんですけど、それ以上に生きることが大切で、中でも食事は人が生命を繋ぐ重要な行為です。あ、睡眠もですが。

その大切なものを犠牲にしてしまって、しんどくなってアシスタント時代に「美容業嫌い」になってほしくないなって思うんですよね(スタイリストも)

だって三代欲求の一つを取られるってどう考えても活力湧かないでしょ。ゼッタイ。

イライラしちゃったり、挙げ句の果てには目の前にいらっしゃるお客様にだってそう思っちゃうということも無きにしも非ずだと思います。

お客様のために休憩をとらずに頑張ってるのに全然お客様のためになってないという。。

働きすぎで体調崩して美容師できなくなる。。なんて悲しすぎます。

 

なので私は休憩を1時間とってます。

休憩1時間って長いですかね?私はもっと欲しいです(笑)

もちろんいまは1人なので自由にできるということもわきまえております。すみません。

ですがこの「休憩を1時間とる」ということが仕事にかなりいい影響を与えてくれてます。実際のところ。

 

よく一般企業の方に「美容師業界はすごいね」と言われることがあります。

「ずっと働きっぱなしでしょーすごいねー」って。

私は悔しくてたまりません。

だってその休憩も削らないとその方達と肩を並べることもままならないと思われているのですから。

時間使うの下手くそマンと思われてるやん。と。

 

「美容師になる」という道を選んだのは自分ですが、「健康な状態で美容師を生涯続けることができる」のも自分の行動次第だし、それは「お客様に対しての最大のサービス」につながると思います。

「休憩がない」のがスタンダードなこの業界が私はすごくキライです。

SNSで予約いっぱいアピールするスタイリストもキライです(笑)

身を削って自分を手伝ってくれているスタッフをちゃんとねぎらってんのかと(笑)

中にはそういう面でスタッフを守っているオーナーさん達もいらっしゃるのでそういう方々にはほんと尊敬でしかありません。

まぁ小さいマンツーマンサロンのスパニストの独り言だと思って許してやってください(笑)

今朝noteで独立前のことを書いていた時に昔の自分を振り返ってふとこんなことを思いました。

カラダは大切に。

see you