コロン田口健一のブログ

colon:が割引をしなくなった理由

colon: コラム

こんばんは。

マンツーマンヘッドスパサロンcolon:の田口です。

昨晩はcolon:2周年パーティーを開催させていただき、お忙しい中ご参加いただき本当にありがとうございました。幸せすぎました。

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そして本日もはるばる新潟からお客様もいらっしゃったりで嬉しい限りでございました。

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スパギフトチケットをプレゼントされたお客様もなんと鳥取からご来店いただきました。

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ヘッドスパ初体験だったとのことで光栄です。

お二人とも遠いところ本当にありがとうございました。

 

今日は「割引」について書きたいと思います。

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colon:が割引をしなくなった理由

多くのヘアサロンやその他サービス業のお店では、何かしらの割引サービスがあると思います。

確かに見える部分での「特典」といえば、料金を下げることが一番だと思いますが、colon:では「割引」というものが現在ありません。

とは言いましても、この方針をスタートさせたのもこの8月からなのですが、「なぜそういう試みになったのか」をお話したいと思います。

オープン時にはいろんな割引をしていた

colon:がオープンした当初はヘッドスパだけのお客様という方はほぼいらっしゃらなかったので、それまでのカットやカラーで来ていただくお客様の方が多い状態でした。

前の店からの流れもあり、カラーを割引したり、「紹介していただくと20%オフ」なんてことをさせていただいておりました。

これらの割引に関しては「儲け」というより、自分が独立してもついてきてくださるお客様への感謝の気持ちであったりが強かったと思います。

で、この2年間やってきていろいろ考えたことがありました。

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割引というものが技術に対して妥協する口実になっていないか

私のヘッドスパの技術には施術で使用するヘッドスパクリームやシャンプー、トリートメントを一人一人のお客様の頭皮の状態にこだわってセレクトしております。

特に頭皮トラブルをケアする「オーガニックハーブスカルプケア」では他のものでは代用できないアイテム(アマゾンの泥、お米のスクラブetc)を使います。

割引をすることでそれらを安価なものにすることはできませんし、技術自体にも妥協はしたくありません。

「それ相応の対価をいただく」ということは「最高のパフォーマンスをお客様に提供する約束」をさせていただくものと考えるようになりました。

「割引をして実質これぐらいしか料金をもらってないしこれぐらいのパフォーマンスでいいや」

という言い訳にはしたくないので、割引そのものをなくしました。

割引よりもこの空間でしか味わえない空気感、サービスを味わっていただきたい

マンツーマンヘッドスパサロンとしてスタートしたcolon:は店自体が個室のような空間です。

喧騒した日常の疲れをヘッドスパだけではなく、特別な空間でゆったりとした時間を過ごしていただくことで、また仕事や家事や遊びに勤しんでもらう。

これこそがcolon:が考える「おもてなし」の精神です。

特製のグリーンスムージーでインナービューティーを考えるきっかけを持っていただいたり、毎月変わるスイーツサービスで四季を感じていただいたり。

これを「割引」で雑なサービスにしてしまいたくないというのが結論でした。

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実質値上げになったのにお客様の満足度は上がった

「割引をしない」となると、「新規のお客様にご来店頂けないかもしれない」なんて考えはなくていいと思います。

むしろcolon:では「ちゃんとした対価を払うことで、しっかりとしたサービスを受けることができる」ということを期待してきてくださるお客様が後を絶ちません。

既存のお客様に関しても、「今までよりワンランク上のサービスが受けることができて嬉しい」とおっしゃっていただけます。

技術を安売りするのではなく、お客様に「適正もしくはこんな値段でいいの?」と思わせる行動を

技術はできて当たり前の昨今の美容業界ですが、残念ながら自分の技術を安売りしてしまっている美容師さんが多いように思います。

安くすれば集客力が上がるというのは一時的でしかありません。

お客様の方が逆に「えっこんな値段でいいの?」と思われることも多いようです。

ですので、「自分の最大限のパフォーマンスができる価格」を考えることが大事かなと。

大型サロンに勤められている方でも個人で価格を決めて(=決めることが許されるぐらいの行動)されている方も聞きます。

長い時間と多額の費用を費やして身につけた私たちの技術を安売りしなくていい。

逆にそれでお客様が来られなくなったらその程度のことしかできていないということの証明でもあります。

そうすることで僕たちが「日々変わらず、楽しく、健康な状態でお客様をキレイにさせていただける」条件ではないかと思っております。

私もお客様に相応の代金をお支払いいただけるよう、技術や接客、空間作りに「安心」してご来店いただけるよう、日々見直していく次第でございます。

お客様に応援していただき、かつお客様が安心を感じるサロンづくりにこれからも取り組んでいきます。

 

see you