コロン田口健一のブログ

電子カルテアプリLiMEを一ヶ月使ってみたのでガチレビューしてみる

キュレーション

こんばんは。

マンツーマンヘッドスパサロンcolon:の田口です。

 

今日は話題の電子カルテアプリ「LiME」を使ってみたレビューです。

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電子カルテアプリLiME

僕たち美容師はお客様の大切な情報(お名前から始まり、その日使った薬剤など)をカルテに残しておくという人が多いと思います。

 

僕もこのようなファイルにお一人お一人の情報を手書きで書いてました。

でもどうしてもカルテを書くのを忘れてしまったり、順番通りに並べないといけなかったりでカルテ管理って結構大変だったりするんですよね。。

 

で、最近こんなアプリが開発されたそうで、実際使ってみました。

電子カルテアプリLiME

スクリーンショット 2016-05-15 19.50.12

http://limehair.jp

美容師の方が製作・監修されているそうで、美容業界に疎い開発者が作ったものではなく、実際の現場からの視点で作られてますね。

クラウド管理で顧客登録数100名までは無料、それ以降は月額¥500となってます。

実際使ってみた

僕はほぼiPad miniでいろいろと作業することが多いので、LiMEもiPad miniにインストールしました。

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カルテ、予約表、レポート、メニューという項目があってそこに顧客情報などを登録していきます。

プロフィールなんかも登録できます。

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使い方もwebに飛ぶようになっていてわかりやすい。

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なんといってもインターフェイスのデザインがキレイなので使っていてすごく馴染みやすいですね。

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いいなぁと思ったところ

カルテを記入するのに場所と時間を選ばなくなった

従来の紙のカルテってお店から持ち運びできないし、汚損の恐れがありましたが、アプリになることでスマートフォンやタブレットで管理ができるのは◎でした。

帰りの電車の中や営業時間外でも入力できます。

カルテ管理が便利

登録するとデータ集計されてお一人お一人の来店周期や履歴もわかるのでカルテ整理がいらないし、場所もとりません。

検索もすぐ出てきます。

予約表の管理や売上管理もしっかりできるので、ちょっとしたPOSシステムとしても使えると思います。

写真やデッサンなどでスタイルを残せる

お客様の仕上がりのスタイルを写メで撮影して登録したり、デッサンとしても残せます。

会話内容や今日使用した薬剤も入力できるところがあるので見やすいです。

もうちょっとこういうことができればいいなと思ったところ

とりあえず使ってみて不便かな?と感じたところを書いていきます(僕だけができていないだけかもしれないのであまり参考にならないかもしれませんが。。)

サロンメニューの項目が編集できない

ヘッドスパの項目がありませんでしたので作ろうとしたところメニュー項目が編集できませんでした泣(なのでトリートメントの項目に入れました)

店販商品も登録するところがないため、「その他」に入れるしかなく、さらにその中を分類ごとに分けるというのもできないので並び替えで対処してます。

メニューの個数が増やせない

例えばカットを同じ日に2回するなんてことはないのですが、店販は同じ商品を2つ購入されるということはあるのでそれが入力できません。

カルテを別で作るか、会計登録で金額だけ上乗せして入力しなければならない感じです。

会計の割引が自動入力にならない

割引などは自分で計算して値引き入力しなければいけません。

何の特典で割引したかもメニューに登録して入力しないとわからなくなります。

時々入力キーがバグる

お客様の名前を入力するところでなぜか数字の入力キーが出てきたり、メニューの編集ができなくなり最初からやり直さなくてはいけない場面もありました。

 
総合的にはかなり使いやすいと思います。

スタッフさんが多いサロンは使い勝手がわかりませんが、僕みたいにひとり美容師の顧客管理アプリとしてはめちゃ便利です。

アシスタントさんもモデルさんの情報管理などでバッチリ使えると思います。

僕は月額¥500で使えるなら便利だなと思い、すぐ有料版にしました。

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なんといってもこういうアプリをつくる美容師の方が現れたのがすごい

今まであったらいいのにと思ったアプリでしたが中々使いやすいものがなかったので単純にこういうものを作ろうとする方が現れたのがすごいなと思いました。

最近は美容業界も内輪の交流だけではなく、こういった他業界のシステムを取り入れてさらに進化しているのでいい流れだなと個人的には思います。

 

僕も「あったらいいのに」をカタチにできるように日々アンテナを張っておきます。

 

*今回のレビューは僕の独断と偏見によるものですので、製作者の方々とは関連性はありませんのであしからず。

 

see you