働きすぎない働き方
田口です。
美容師として20年、ヘッドスパを主体にしておよそ8年ほどになりますが今日は「働く」ということに関してお話します。
美容師になってから朝早く夜遅いという生活リズムがスタンダードになり、周りの先輩や同期も同じ状態ということで疑問すら持たずに続けていました。
3年目ぐらいにいきなり目の前が真っ暗になり倒れました。
カラダは悲鳴をあげていたんですね笑
その頃はスタイリスト(先輩)の言うことは絶対、ミスをしたら干されるという身体的にも精神的にも過酷な状況でした。
それでもなんとかスタイリストになりたい一心で続けましたが、スタイリストになってからはもっと色んな世界(特に経営)を見てみたいという思いが強くなり、そのサロンを辞めて個人経営のサロンに移籍しました。
辞める時も結構時間がかかって大変だったのを覚えています。
移籍した後も4年ほど働かせていただき、そこで「頭皮ケア」に目覚め、自分でサロンを経営しようと思い、独立します。
ここで「働きすぎない働き方」が始まります。
大前提として、怠けるとかそういうことではなく、本当にやりたいことを仕事にすることで効率的な働き方ができるようになったという表現です。
美容師一本で10年ほどやってきたので、世の中の仕組みやお金のリテラシーなんて持ち併せていませんでしたが、自分の好きなこと(ヘッドスパ=頭皮ケア)をするにはどうしたらいいのか、何をすべきかなどを本を読み漁って考えました。
最終的には「身体と精神が充実していることが好きなことを続ける秘訣」ということに気づきました。
「仕事=働く」という表現から「働きすぎずに自分のメンテナンスもする」になり、それは家族を持った時に発揮できました。
具体的には、
お客様に対して正直でいること。
お客様との価値観を共有できるようにすること。
お客様の要望でできないことは断ること。
もっとたくさんありますが、これだけでも十分自分を理解してもらい、リピートしてくださる方が多いです。
リピートしてくださることで関係が深まり、余計な心配などが要らなくなります。
がむしゃらに働きすぎると何もかもが壊れます。
そういう時期もあるかもしれませんが効率は悪いですし、パフォーマンスも低下します。
「働きすぎない働き方」
健全なカラダに健全な精神は宿り、価値観を共有していただけるお客様も増えます。
自分のメンテナンス。しっかりできるように続けていきます。